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2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士・試験問題

独立懸架式サスペンション

独立懸架式サスペンションのホイール・アライメントに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

キング・ピン軸中心線の延長線が路面と交差する点を,キャスタ・トレールという。

プラス・キヤンバの場合,キヤンバ・スラストはキヤンバ角が大きくなるに伴って減少する。

スピンドル・オフセットの値が大きいほど,キング・ピン軸回りのモーメントは大きくなる。

トーインは主として,プラス・キャンバのために,前進時にホイールの前側が,内側に狭くなるのを防いでいる。


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解説

選択肢(3)が適切です。

(1)『キング・ピン軸中心線の延長線が路面と交差する点を,キャスタ・トレールという。』


この選択肢は不適切です。

正しくは、以下の通りです。

キング・ピン軸中心線の延長線が路面と交差する点を,キャスタ点という。

(2)『プラス・キャンバの場合,キャンバ・スラストはキャンバ角が大きくなるに伴って減少する。』


この選択肢も不適切です。

正しくは、以下の通りです。

プラス・キャンバの場合,キャンバ・スラストはキャンバ角が大きくなるに伴って増す

(3)『スピンドル・オフセットの値が大きいほど,キング・ピン軸回りのモーメントは大きくなる。』

正解です。


(4)『トーインは主として,プラス・キャンバのために,前進時にホイールの前側が,内側に狭くなるのを防いでいる。』

この選択肢は、不適切です。


トーインは主として,プラス・キャンバのために,前進時にホイールの前側が,外側に狭くなるのを防いでいる。


これらはいずれも『一文字違い問題』です。


注意深く問題文を読まないとひっかかってしまいます。




用語と問題解説一覧