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2G 登録試験 2013年10月 問題03

コンロッド・ベアリングに要求される性質に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

埋没性とは、異物などをベアリングの表面に埋め込んでしまう性質をいう。

非焼き付き性とは、ベアリングとクランク・ピンとに金属接触が起きた場合に、ベアリングが焼き付きにくい性質をいう。

耐食性とは、酸などにより腐食されにくい性質をいう。

なじみ性とは、ベアリングに繰り返し荷重が加えられても、その機械的性質が変化しにくい性質をいう。







解説

選択肢(4)が不適切です。


エンジン・エンジン本体からの出題です。

(1)埋没性とは、異物などをベアリングの表面に埋め込んでしまう性質をいう。

この選択肢は適切です。

異物をベアリングの表面に埋め込んでしまう性質により、シャフトに傷を付けにくくしています。

(2)非焼き付き性とは、ベアリングとクランク・ピンとに金属接触が起きた場合に、ベアリングが焼き付きにくい性質をいう。

この選択肢は、適切です。

これもコンロッド・ベアリングに要求される性質の重要項目です。

(3)耐食性とは、酸などにより腐食されにくい性質をいう。

この選択肢は適切です。

酸化生成物が、ベアリングに付着して腐食を起こします。

(4)なじみ性とは、ベアリングに繰り返し荷重が加えられても、その機械的性質が変化しにくい性質をいう。

この選択肢が不適切です。

耐疲労性とは、ベアリングに繰り返さし荷重が加えられても、その機械的性質が変化しにくい性質をいう。

なじみ性とは、ベアリングをクランクシャフト・ピンに組み付けた場合に、最初は当たりが幾分悪くてもすぐにクランクシャフト・ピンに馴染む性質をいいます。

2G 登録試験 2012年10月 問題03

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