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2G 登録試験 2013年10月 問題24

ホイール・アライメントに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

キャスタ角を大きくして、キャスタ・トレールを長くすると、ハンドル操舵が軽くなる反面、復元力は小さくなる。

フロント・ホイールを横方向から見て、キング・ピンの頂部が、進行方向(前進)に対して後方に傾斜しているものをプラス・キャンバという。

旋回時に車体が傾斜(ロール)した場合のホイールの路面に対するキャンバは、車軸懸架式ではほとんど変化しない。

一般にキング・ピンは、内側に傾けて取り付けられており、その中心線と鉛直線のなす角度をセット・バック角という。







解説

選択肢(3)が適切です。

シャシ編・ホイール・アライメントからの出題です。

(1)キャスタ角を大きくして、キャスタ・トレールを長くすると、ハンドル操舵が軽くなる反面、復元力は小さくなる。

この選択肢は、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

キャスタ角を大きくして、キャスタ・トレールを長くすると、復元力は大きくなる反面、ハンドル操舵が重くなる。

(2) フロント・ホイールを横方向から見て、キング・ピンの頂部が、進行方向(前進)に対して後方に傾斜しているものをプラス・キャンバという。

この選択肢は、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

フロント・ホイールを横方向から見て、キング・ピンの頂部が、進行方向(前進)に対して後方に傾斜しているものをプラス・キャスタという。

(3) 旋回時に車体が傾斜(ロール)した場合のホイールの路面に対するキャンバは、車軸懸架式ではほとんど変化しない。

この選択肢は、適切です。

旋回時に車体が傾斜した場合のホイールの路面に対するキャンバは、独立懸架式では大きく変化します。

(4) 一般にキング・ピンは、内側に傾けて取り付けられており、その中心線と鉛直線のなす角度をセット・バック角という。

この選択肢は、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

一般にキング・ピンは、内側に傾けて取り付けられており、その中心線と鉛直線のなす角度をキング・ピン傾角という。

キャスタ(caster)

独立懸架式サスペンション

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