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2G 登録試験 2015年03月 問題24

タイヤに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

タイヤの静荷重半径は、適用リムを用いてタイヤを自動車に装着し、規定の空気圧及び荷重を掛け、定速度で走行させたときのタイヤの1回転当たりの走行距離を2πで除した値をいう。

タイヤの転がり抵抗のうちタイヤと路面との摩擦による抵抗は、一般に5~10%程度であり、路面の状況やタイヤの構造、トレッド・パターンなどの影響を受ける。

スタティック・アンバランスとは、一般に、剛性、寸法、質量など全てを含んだ広義のタイヤの均一性(バランス性)である。

静的縦ばね定数が大きいほど路面から受ける衝撃を吸収しやすく、乗り心地がよい。







解説

選択肢(2)が適切です。

シャシ編・ホイール及びタイヤからの出題です。

(1) タイヤの静荷重半径は、適用リムを用いてタイヤを自動車に装着し、規定の空気圧及び荷重を掛け、定速度で走行させたときのタイヤの1回転当たりの走行距離を2πで除した値をいう。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

タイヤの動荷重半径は、適用リムを用いてタイヤを自動車に装着し、規定の空気圧及び荷重を掛け、定速度で走行させたときのタイヤの1回転当たりの走行距離を2πで除した値をいう。

(2) タイヤの転がり抵抗のうちタイヤと路面との摩擦による抵抗は、一般に5~10%程度であり、路面の状況やタイヤの構造、トレッド・パターンなどの影響を受ける。

この選択肢が適切です。

タイヤは荷重がかかって回転すると、接地面やタイヤ自体の変形から抵抗力が発生し、主に熱エネルギーとして、エネルギー損失が発生します。

これをタイヤの転がり抵抗と呼んでいます。

(3) スタティック・アンバランスとは、一般に、剛性、寸法、質量など全てを含んだ広義のタイヤの均一性(バランス性)である。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

ユニフォミティとは、一般に、剛性、寸法、質量など全てを含んだ広義のタイヤの均一性(バランス性)である。

(4) 静的縦ばね定数が大きいほど路面から受ける衝撃を吸収しやすく、乗り心地がよい。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

静的縦ばね定数が小さいほど路面から受ける衝撃を吸収しやすく、乗り心地がよい。

2G 登録試験 2012年10月 問題23

2G 登録試験 2012年03月 問題26

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2G 登録試験 2011年03月 問題24

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