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2G 登録試験 2017年10月 問題24
サスペンションのサージング音に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(3)が適切です。
(3)荒れた道路(未舗装路)などの走行時に、足回りが上下に振動して「ブーン」、「ビーン」などスプリング自体が振動して発生する音をいう。
不等ピッチ・スプリングが、悪路で「ブーン」、「ビーン」などのサージング音(surging)が出やすいとされます。
教科書は、話を簡単にするためスプリングのかたちを分類しません。
教科書のブログレッシブ部は、不等ピッチのコイル・スプリングのピッチの狭い部分をさしています。
この狭い部分で接触音がでます。
Progressive Rate springは、段階的にピッチが異なるスプリングです。
2段階のピッチのものが、Dual Rate Springです。
(1)低温時に発生しやすく、ショック・アブソーバ(ダンパ)内のオイル漏れやガス抜けなどにより不正な振動が発生し、「コロコロ」、「ポコポコ」などボデー・パネル面で発生する音をいう。
この選択肢は、不適切です。
これは、ダンパ打音の説明です。
(2)ショック・アブソーバ内部の異常により、狭いバルブ穴をオイルが高速で通過する際、オイルがスムーズに流れないときに発生する「シュッ、シュッ」という異音をいう。
この選択肢も不適切です。
これは、スイッシュ音の説明です。
(4)かなり荒れた路面などの走行時に、サスペンションが大きく上下にストロークする際、ピッチ間のクリアランスが減少して、スプリング同士が接触するために起こる金属音をいう。
この選択肢も不適切です。
これは、接触音の説明です。
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