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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2019年10月 問題09
インテーク側に設けられた油圧式の可変バルブ・タイミング機構に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(2)が適切です。
(2)カムシャフト前部のカムシャフト・タイミング・スプロケット部に、バルブ・タイミング・コントローラが設けられている。
(1)可変バルブ・タイミング機構は、バルブの作動角を変えて、カムの位相は一定のままインテーク・バルブの開閉時期を変化させている。
不適切です。
正しくは以下の通りです。
可変バルブ・タイミング機構は、バルブの作動角一定のまま、カムの位相を変えてインテーク・バルブの開閉時期を変化させている。
(3)遅角時には、インテーク・バルブの開く時期が早くなるので、オーパラップ量が多くなり中速回転時の体積効率が高くなる。
不適切です。
正しくは以下の通りです。
進角時には、インテーク・バルブの開く時期が早くなるので、オーパラップ量が多くなり中速回転時の体積効率が高くなる。
(4)進角時には、インテーク・バルブの閉じる時期を遅くして、高速回転時の体積効率を高めている。
不適切です。
正しくは以下の通りです。
遅角時には、インテーク・バルブの閉じる時期を遅くして、高速回転時の体積効率を高めている。
油圧と動きの関連表を作ってみました。
作動 | 遅角 | 進角 | 保持 |
油圧 | 遅角側油圧室 | 進角側油圧室 | 油圧遮断 |
カムシャフト 位置 |
最大遅角状態 | 最大進角状態 | その状態を 保持 |