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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2020年10月 問題07

電子制御式スロットル装置の制御等に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

アイドル回転速度制御は、一般にISCV(アイドル・スピード・コントロール・バルブ)で行っている。

スロットル・ポジション・センサは、スロットル・バルブ・シャフトの同軸上に取り付けられ、スロットル・バルブの開度を検出している。

スノー・モードのときは、滑りやすい路面でも良好な操縦性を確保するため、アクセル・ペダルを踏み込んでも通常モードに比べてスロットル・バルブが大きく開かないように制御している。

スロットル・モータには、応答性がよく消費電力の少ないDCモータが使用されている。


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解説

選択肢(1)が不適切です。

(1)アイドル回転速度制御は、一般にISCV(アイドル・スピード・コントロール・バルブ)で行っている。

正しくは、以下の通りです。

アイドル回転速度制御は、ISCV(アイドル・スピード・コントロール・バルブ)と同じ制御をスロットル・バルブだけで行っている。

Throttle valve opening angle control

古い車にはISCVがありましたが、今の電子制御式スロットル装置ではエンジンECUがスロットルバルブ・コントロールサーボで開弁制御します。

(2)スロットル・ポジション・センサは、スロットル・バルブ・シャフトの同軸上に取り付けられ、スロットル・バルブの開度を検出している。

この選択肢は適切です。

(3)スノー・モードのときは、滑りやすい路面でも良好な操縦性を確保するため、アクセル・ペダルを踏み込んでも通常モードに比べてスロットル・バルブが大きく開かないように制御している。

この選択肢も適切です。

(4)スロットル・モータには、応答性がよく消費電力の少ないDCモータが使用されている。

この選択肢も適切です。

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