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一級自動車整備士2002年12月【No.08】

新技術・コモン・レール式高圧燃料噴射システム

問題
  コモン・レール式高圧燃料噴射システム方式のジーゼル・エンジンの特徴として,不適切なものは次のうちどれか。
 
(1) 燃料噴射圧力を高圧化することで燃料が微粒化し,燃料の総表面積が大きくなって,周囲の吸入空気や熱とよく触れるようになる。このため,良い燃焼状態になりPMの発生が低減する。
(2) 燃料が微粒化したことで着火性が良くなるため,噴射タイミングを進角させることができ、着火遅れや燃焼期問が短くなることにより燃焼温度が低くなるので,NOxの生成も低減できる。
(3) コモン・レールと電磁式インジェクタを使用することにより,噴射量及ぴ噴射時期をエンジンECUで精密に制御できる。
(4) 燃料噴射を2段階に分割し,パイロット噴射を行うことによりメインの燃焼が緩やかに開始するため,エンジンの振動及ぴ騒音を低減できる

解説

(2)燃料が微粒化したことで着火性が良くなるため,噴射タイミングを進角遅角させることができ、着火遅れや燃焼期問が短くなることにより燃焼温度が低くなるので,NOxの生成も低減できる。

うっかりすると間違ってしまいますね。

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