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一級自動車整備士2003年11月【No.15】

コモン・レール式高圧燃料噴射システム

問題

  直列4気筒ジーゼル・エンジン用のコモン・レール式高圧燃料噴射システムの記述として,不適切なものは次のうちどれか。
 
(1) サプライ・ポンプは,インナ・カムの内側に二つのプランジャ・システムが直列に水平方向と垂直方向に配置されており,一方が吸入行程のとき,もう一方は圧送行程になる構造になっているため,安定した燃料供給が行える。

(2) コモン・レールに装着しているプレッシャ・リミッタは,レール部の燃料圧力により,目標噴射圧が一定になるようなレギュレータ機能を有している。

(3) エンジンECUは,各種センサからの信号を基に燃料噴射時期及び噴射量をON・OFF信号に置き換え,高電圧,高電流でインジェクタの電磁弁を駆動させている。

(4) コモン・レールの圧力制御は,アクセル開度とエンジン回転速度をもとに目標噴射圧を算出し,レール圧センサの検出値が目標値になるように,サクション・コントロール・バルブに信号を送り,サプライ・ポンプからコモン・レールヘの燃料圧送量を制御することにより行っている。


解説

プレッシャ・リミッタは、異常高圧時に燃料を逃がし安全性を確保しています。

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