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一級自動車整備士2004年03月【No33】

O2センサの信号電圧点検

問題

  エンジンの不具合発生時に,O2センサの信号電圧の点検を行った。点検結果に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。


(1) 0Vと1V付近を繰り返す場合は,リッチの故障探求を行う。
(2) 0V一定の場合は,リッチの故障探求を行う。
(3) 1V付近で一定の場合は,リッチの故障探求を行う。
(4) 1V付近で一定の場合は,リーンの故障探求を行う。

解説

特徴
ガス状態 O2センサ電圧
燃焼ガス濃度(濃い) 約0.6V以上 リッチ状態
フューエル・カット領域 約0.1V以下 リーン状態

『1V付近で一定の場合は,リッチの故障探求を行う。』

1V一定になるようですと、
空燃比が濃くなる原因を探ることになります。

@燃圧異常
Aインジェクタ不良
Bスパーク・プラグ不良
Cエアフロ、バキュームセンサ系統の異常
D水温センサ系統の異常

これらに異常がなければ、O2センサを交換することになります。

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