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一級自動車整備士2004年11月【No.24】

ABSの車輪速センサ(ジェネレータ型)

問題

  ABSの車輪速センサ(ジェネレータ型)に関する説明として,不適切なものは次のうちどれか。
 

(1) 信号電圧は交流電圧で,情報として検出する物体の最少回転速度で発生する電圧が設定され,信号電圧の上限は設定されていない。

(2) 信号電圧は,車輪の回転速度が低いときは電圧が低く1周期の時間が長いが,回転速度が高くなると電圧は高くなり1周期の時間は短くなる。

(3) 異常検知は,検出している信号に連続して異常が発生した場合に行われ,車輪速度がありえない挙動信号になった場合やパルスが不規則になった場合の異常検知は不可能である。

(4) 信号にノイズが短時間連続して混入した場合は,該当する車輪速が変化したと判断して,ABS制御が行われるときがある。


解説

車輪速センサは、4本とも同じ信号形態であるため、検出している信号に連続して異常が発生した場合には、検知が可能であるとともに、ノイズ混入で車輪速度がありえない挙動信号になったとき、または、歯欠けによりパルスが不規則になったときに異常検知が行われます。

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