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一級自動車整備士2004年11月【No.30】

EPSの電子制御

問題

  EPSの電子制御に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
 

(1) トルク・センサ回路は,トーション・バーのねじれの方向と量を電圧値に変換する。

(2) モード切替スイッチ回路は,ユーザのモード選択状態をHi/Low信号に変えてマイコンに入力する。

(3) アシスト・モータの駆動力(回転速度)は,PWM方式にて制御されている。

(4) ホール素子タイプの車速センサは,車速に応じて出力波形の周波数と振幅が変化する。


解説

余談です。

ホール素子はホール効果を利用した磁気センサです。

磁石の発生する磁界や電流の発生する磁界を電気信号に変換し出力します。

ホール素子はホール効果(Hall Effect)と呼ばれる電流に対する磁気効果を応用したものです。

この現象は1879年にアメリカの物理学者ホール(Hall)によって発見されたことからこのような名前がつけられています。

B:磁束密度
@−B間に電圧を加えて電流を流します。
垂直に磁場Bがかかると、ローレンツ力により、半導体薄膜内の電子は進行方向を曲げられ、その分布が膜の一方である電極Cの方に偏ります。
その結果、出力端子間A−C間に電位差Vが発生します。
これをホール効果といいます。
この問題は、痛いとこをつきますね。

ホール素子はアナログでもデジタルでも使えるセンサですが、

EPSの場合は、デジタル信号です。

ですから、周波数は変化しますが、振幅はパルス整形回路で一定化されます。

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