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一級自動車整備士2004年11月【No.38】

スロットル・ポジション・センサ系統の故障診断

問題

  外部診断器を使用する故障探求において,スロットル・ポジション・センサ系統の異常を示すダイアグノーシス・コードを表示したので,図のようにコネクタ(A)の端子Aを電圧測定したところ,5.0Vの電圧を表示した。以上の結果を踏まえ,外部診断器を使用して回路図及び表をもとに故障診断を行ったときの診断結果として,不適切なものは次のうちどれか。
 

(1)
外部診断器に表示されたスロットル・ポジション・センサ開度が「0%」でコネクタ(A)を外し,外部電源乾電池1.5Vを端子Cにプラス,端子Eにマイナスを加えたとき,スロットル・ポジション・センサ開度表示が変化したので,コネクタ(A)の接触不良を含めスロットル・ポジション・センサ側に断線又は短絡がある。

(2) 外部診断器に表示されたスロットル・ポジション・センサ開度が「0%」でコネクタ(A)を外し,外部電源乾電池1.5Vを端子Cにプラス,端子Eにマイナスを加えてもスロットル・ポジション・センサ開度表示が「0%」のままなので,信号線かアース線に断線又は,信号線に短絡がある。

(3) 外部診断器に表示されたスロットル・ポジション・センサ開度が「100%」で端子Cと端子Eを短絡させたとき,スロットル・ポジション・センサ開度表示が「0%」に変化したので,コネクタ(A)の接触不良を含めスロットル・ポジション・センサ側に断線がある。

(4) 外部診断器に表示されたスロットル・ポジション・センサ開度が「0%」でコネクタ(B)を外し,外部電源乾電池1.5Vを端子Iにプラス,端子Kにマイナスを加えてもスロットル・ポジション・センサ開度表示が「0%」のままなので,エンジンECUに不良がある。


解説

難しい問題です。

スロットル絶対位置センサが0%の場合は、回路の断線、短絡が考えられますが、

センサ電源線の不具合も予測されますので、併せて点検が必要です。

切り分け方法(1)では、使用している部品は
@信号線
Aアース線
Bコネクタ

の三つのものがあります。

そして、故障原因として、これらには『短絡』、『断線』の状態がそれぞれ考えられますから、
(2)のように

『外部診断器に表示されたスロットル・ポジション・センサ開度が「0%」でコネクタ(A)を外し,外部電源乾電池1.5Vを端子Cにプラス,端子Eにマイナスを加えてもスロットル・ポジション・センサ開度表示が「0%」のままなので,信号線かアース線に断線又は,信号線に短絡がある。』

とは言い切れません。

コネクタの内部短絡も想定できます。


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