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一級自動車整備士2005年03月【No.29】 
シャシ電子制御・騒音計

問題 
 
騒音計の振動周波数補正特性と測定内容の組み合わせとして,適切なものは次のうちどれか。

A特性 F特性
(1) 車検時の排気騒音の測定 車検時の警音器の音の測定
(2) 周波数補正なしの音圧レベルの測定 車検時の警音器の音の測定
(3) 車検時の排気騒音の測定 周波数補正なしの音圧レベルの測定
(4) 周波数補正なしの音圧レベルの測定 車検時の排気騒音の測定

解説

A、C、F特性の語源はわかりません。

A特性は、人間の聴覚同等の補正をします。

排気騒音測定時、用いられます。

だじゃれで覚えるには、A特性は人間の耳の特性ですから、

”オーディオのA特性”、”アコースティックのA特性”とでもしますか。

参考:
     オーディオ [audio:音声]
     アコースティック [acoustic:生の音での演奏。]

C特性は、警音器の音の測定に用いられますから、”クラクションのC特性”と覚えたいところですが、残念ながらklaxonはclaxonではありません。

参考:
     クラクション [klaxon]
     〔製造会社の名クラクソンの訛り。もと商標名〕
     自動車の警笛。警音器。

F特性は、補正しないオールバンド・パス・フィルタです。

物理的音圧レベルの測定時に用いられます。

”フラット特性”で分かるでしょう。

参考:
     フラット [flat]
      平らであるさま。変化がなく、平板であるさま。

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