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一級自動車整備士2005年03月【No.30】 
シャシ電子制御・サスペンションの振動・騒音

問題 
 
サスペンションに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。

(1) ショック・アブソーバは,オイルが狭い通路を通過する時の流路抵抗で減衰力を発生しているが,ピストンの作動速度に比例するものや作動速度に対して2段特性になっているものがある。


(2) 非線形コイル・スプリングは,軽荷重ではばね定数が小さく,大きい荷重ではばね定数が大きくなる。

(3) サスペンション・アームのブッシュは,乗り心地と走行安定性を両立させるために,すぐりや内筒・外筒の間に金具を入れた構造のものがある。

(4) ショック・アブソーバ上部に用いられるアッパ・サポート・ゴムは,常用時には圧縮ひずみとして作用し,入力荷重が大きくなるとせん断ひずみとして作用する構造のものが多い。


解説

最初は言葉に面食らうかもしれませんね。

せんだん 【剪断】

     (1)はさみ切ること。たち切ること。
     (2)物体内部の面にそって面の両側に同じ大きさの反対向きの力が
       加わって物体内部でずれが生じること。

簡単にいうと、切断することで、そのときの力がせん断応力です。

(4)のアッパ・サポート・ゴムは、ラバーブシュのようなものだと思います。

軽負荷状態ではゴムの形状をせん断方向(横方向)で使用し、

重負荷では圧縮ひずみ(縦方向)方向で用います。

もともと、垂直方向は、車体重量を支える役目があります。

他は題意の通りです。

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