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一級自動車整備士2005年11月【No.18】

電子制御式4速ATのフェイルセーフ制御

問題

 電子制御式4速AT(ATとは,オートマティック・トランスミッションのことをいう。以下同じ。)のフェイルセーフ制御に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。


 
(1) マニュアル・バルブ・レンジ位置がDレンジで他のレンジ信号がAT・ECUに入力した場合,電気的にはD>2>1の優先順入力信号となり,1速への変速を禁止する。

(2) 走行中,車速センサ1と車速センサ2の2系統とも異常が発生した場合,1レンジでは1速固定で走行できる。

(3) オーバラン・クラッチ・ソレノイドに異常が発生すると,AT・ECUはソレノイドをOFFにするため,オーバラン・クラッチを開放する。

(4) スロットル・ポジション・センサに異常が発生すると,スロットル・バルブ・スイッチのアイドル接点とフル接点のON・OFFの組み合わせにより,スロットル開度を検知し,走行できるよう制御しているものがある。


解説

インヒビダ・スイッチの出力は、ATの油圧回路がどのレンジを選択しているかを、AT・ECUに伝える役目であるが、同時に別のレンジ信号が加わったり、信号が欠損していると、AT・ECUは、変速信号をどう出力してよいか分からなくなりますので、そのときの異常を検知すると共に、プログラムで変速を行うようにしています。

車速センサが走行中に2系統とも異常が発生した場合、D、2レンジでは3速固定、1レンジでは、2速固定として走行できます。

オーバラン・クラッチ・ソレノイドに異常が発生すると,AT・ECUはソレノイドをOFFにするため,オーバラン・クラッチを締結して、減速時に、常にエンジン・ブレーキが効くようになります。

スロットル・ポジション・センサに異常が発生すると,スロットル・バルブ・スイッチのアイドル接点とフル接点のON・OFFの組み合わせにより,スロットル開度を3段階で検知し,走行できるよう制御しているものがある。

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