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一級自動車整備士2005年11月【No.31】 

故障探求

問題
 
 Dジェトロニック方式のエンジンにおいて,「暖機後,無負荷運転状態でもアイドル回転速度が高い。」という現象が発生している自動車について,故障探求を外部診断器を使用して行った。暖機後の測定値から次に行う故障探求として,適切なものは次のうちどれか。

正常データ(暖気時のISCV制御)
項目 エンジンECUデータ
水温 20℃ 40℃ 60℃ 80℃
ISCVデューティ比 74.2% 64.3% 54.2% 39.4%
エンジン回転速度 1244min-1 1145min-1 1022min-1 771min-1
噴射時間 4.86ms 3.90ms 3.07ms 2.81ms

暖気後の測定値
項目 エンジンECUデータ
水温 80℃
ISCVデューティ比 0%
エンジン回転速度 1253min-1
噴射時間 2.90ms
エアコン信号 ON←→OFF異常なし

(1) フューエル・ポンプ系統の点検

(2) 吸気系統の点検

(3) 水温センサ系統の点検

(4) 点火系統の点検


解説

ISCVデューティ比0%であることから、他項目には特段異常は見受けられないため、
吸気系に問題があると推定されます。

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