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一級自動車整備士2005年11月【No.38】 

エア・フロー・メータの切り分け方法

問題
 
 外部診断器を使用する故障探求において,エア・フロー・メータ系統の異常を示すダイアグノーシス・コードを表示した。エア・フロー・メータの電源電圧は12Vを表示した。以上の結果を踏まえ,図をもとに外部電源を使用して故障診断を行ったときの診断結果として,不適切なものは次のうちどれか。


(1) 図1のように外部電源乾電池を取り付けたとき,吸入空気量のエンジンECUデータが変化したので,エア・フロー・メータに異常がある。

(2) 図1のように外部電源乾電池を取り付けたとき,吸入空気量のエンジンECUデータが変わらないので,信号線かアース線が断線または短絡していると考えられるが,エンジンECUには異常はない。

(3) 図2のように外部電源乾電池を取り付けたとき,吸入空気量のエンジンECUデータが変化したので,配線またはエア・フロー・メータに異常がある。

(4) 図2のように外部電源乾電池を取り付けたとき,吸入空気量のエンジンECUデータが変化しないので,エンジンECUに異常がある。


解説

故障探求の手順は
@センサ外部電源の確認
A信号線及びアース線の確認
Bエア・フロー・メータまたはエンジンECUの確認
で行われます。

一度、ダイアグノーシス・コードを消去した後に再度ダイアグノーシス・コードを確認します。

@異常コードが入力されていない。⇒エア・フロー・メータの故障

A再び異常コードが入力された。⇒エンジンECUの故障

以上が定番のチェック方法ですが、出題問題は切り分け法です。

外部電源を加えもデータが変わらないのは、エア・フロー・メータ以外の要素、

すなわち、信号線、アース線、そしてエンジンECUのいずれか、あるいは全てに、

故障原因があると推測されます。

『図1のように外部電源乾電池を取り付けたとき,吸入空気量のエンジンECUデータが変わらないので,信号線かアース線が断線または短絡していると考えられるが,エンジンECUには異常はない。』
        ↓
『図1のように外部電源乾電池を取り付けたとき,吸入空気量のエンジンECUデータが変わらないので,信号線かアース線が断線または短絡していると考えられさらに、
エンジンECUの異常が考えられる。』

使用している部品要素を切り分けながら、変化の有無を見ながらで故障箇所を絞り込みます。

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