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一級自動車整備士2006年03月【No.05】

センサ回路診断の基本と応用学習

問題
  異常検知に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
 
(1) センサに異常が発生しても警告灯が点灯しない場合は,マイコンに異常検知不可能な領域の信号が入力されている可能性がある。

(2) O2センサを用いた回路では,信号電圧が排気ガス中の酸素濃度の想定値と一致した場合には異常検知される。

(3) 論理センサを用いた回路では,センサの信号そのものによる単独での異常検知は不可能である。

(4) 一つの可変抵抗を利用したセンサでは,その信号電圧特性に一致しない場合のセンサ単独での異常検知は不可能であり,作動条件をもって検知される場合は,信号電圧が一定値に固定したときに異常検知できる。


解説

O2センサは、次の場合異常検知可能です。

@信号電圧が検出できない

Aインジェクタ噴射量から算出した残存酸素濃度想定値との食い違い

現在の技術では、インジェクタ関係の情報からO2センサの推定値が

コンピュータで理論的に算出できるように、

関連する装置の状態を間接的に推定できます。



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