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一級自動車整備士2006年03月【No.18】

電子制御式4速ATのライン・プレッシャ制御

問題

 電子制御式4速ATの一般的なライン・プレッシャ制御の概念を表した図として,不適切なものは次のうちどれか。
 
(1)
(2)
(3)
(4)

解説

(1)通常時
Rレンジでは、減速比が大きいため動力伝達容量を高めるため

D,2,1レンジよりライン・プレッシャを高めている。

(2)エンジン・ブレーキ時
D4速とD3速が逆です。

Dレンジ第4速又は、Dレンジ第3速で走行中に2レンジにダウン・シフトした場合AT内部のクラッチに大きな駆動力が加わるため、クラッチ作動油圧又は、ライン・プレッシャを通常のライン・プレッシャより高く設定する必要があります。

(3)変速時
変速時のショックを低減させるために、変速時のエンジン駆動力に見合ったライン・プレッシャ特性を設定しています。

(4)低温時
低温時、クラッチやブレーキの作動遅れが発生するため、アクセル開度に関係なくライン・プレッシャを常に
最高圧にしています。

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