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一級自動車整備士2006年03月【No.26】

スチール・ベルト式無段変速機(CVT)

問題

 
スチール・ベルト式無段変速機(CVT)に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。

 
(1) プライマリ・プーリ及びセカンダリ・プーリは,共に同一傾斜面を持つ固定シープと可動シープが対向配置され,可動シープの背面に油圧室が設けてある。

(2) ライン・プレッシャ制御では,エンジン回転速度,スロットル開度などの信号をもとにECUがセカンダリ・バルブを作動させ,トルクの伝達に必要なライン・プレッシャを発生させている。

(3) 変速制御では,エンジン回転速度,スロットル開度,入出力回転速度などの信号をもとにECUがプライマリ・バルブを作動させて,プライマリ・プレッシャを制御して変速を行う。

(4) プライマリ・プーリの油圧室の受圧面積は,セカンダリ・プーリの油圧室の受圧面積より小さいため,ライン・プレッシャより小さな圧力のプライマリ・プレッシャで溝幅を制御することができる。


解説
セカンダリ・プーリには、常に運転条件に応じたライン・プレッシャを掛け、動力伝達に必要なベルトとプーリ間の摩擦力が得られるようにベルト張力を制御しています。

2005年11月【No.23】

2004年11月【No.26】

2003年11月【No.30】

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