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一級自動車整備士2004年11月【No.29】

振動・騒音

問題

  振動・騒音に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
 

(1) 自動車の振動は剛体振動と弾性振動とから成り立っており,剛体振動の例としては,自動車のばね上振動が該当し,弾性振動の例としては,エキゾースト・パイプの曲げ振動が該当する。

(2) 振動・騒音分析器で,自動車の振動を定量的に把握する場合は,振動計モードにして測定を行う。自動車整備の場合には,振動速度の測定を行うことが多い。

(3) 95dB(デシベル)の警音器を2つ取付け,同時に作動させた時の音圧は,98dBになる。

(4) マイクロホンで,ある騒音を測定する場合,測定対象の音を止めたときと,止めないときの差が10dB以上あれば,暗騒音(ある騒音を測定するとき,その騒音以外の周りの音)の影響はほとんど無視してよい。


解説

自分自身が揺れるものが剛体振動、押さえてもらって揺れるものが弾性振動。

振動加速度は、人体応答に適応しやいため用いられる。

2倍をデシベルで表すと、3dBになりますから、95+3=98dB。

暗騒音が10dB以上の差がある場合には、その騒音があってもなくても同じであることから、無視してもよい。

2006年03月【No.30】



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