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一級自動車整備士2006年03月【No.31】

高度故障診断技術

問題

 故障診断に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。

 
(1) 水温センサ系統の点検において,水温センサのコネクタの両端子間の電圧が5Vあれば,水温センサ及びエンジンECUは正常である。

(2) O2センサ系統の点検において,信号出力電圧が約1V一定の場合は,吸気系のエア漏れ等空燃比が大きくなる要因がないかを点検する。

(3) ダイアグノーシス・コードの検出に点火確認信号を用いた点火システムの点検において,点火系すべての気筒のダイアグノーシス・コードが同時に出力する場合は,点火確認信号線の不具合が考えられる。

(4) 外部診断器を使用した吸気温センサ系統の点検において,ECUデータ値が約140℃と表示され,吸気温センサのコネクタを外した場合の表示が約140℃のまま変化しないときは,信号線,アース線の断線が考えられる。


解説
(1)において、水温センサのコネクタの両端子間の電圧が5Vあれば,水温センサの断線の疑いがあります。

(2)において、O2センサ系統の点検において,信号出力電圧が約1V一定の場合は,空燃比が濃くなる要因がないかを点検する。

(4)においては、信号線,アース線の短絡が考えられます。

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