自動車整備士.com

Home 解説目次 自動採点目次 サイト内検索

一級自動車整備士2002年12月【No.33】

エンジン不調

問題

 「エンジン警告が点灯しないが、エンジン不調である。」というじどうしゃについて点検したところ、次の表の結果が得られた。この自動車の不具合の原因として、適切なものはどれか。



点検箇所 点検結果
点検プラグ 点火部が真っ黒
外部診断器接続時の冷却水温 50℃
冷却水温実測 80℃
図のV1 0.5V
図のV2 1.5V
図のV3 0.5V
図のV4 1.5V
図のV5及びV6 0V


(1) 水温センサの抵抗特性が変化し、エンジンが暖機しているにもかかわらず、空燃比が濃い状態になりエンジン不調となった。

(2) エンジンECU内の抵抗(R)が異常になり、エンジンが暖機しているにもかかわらず、空燃比が濃い状態になりエンジン不調となった。

(3) 水温センサの信号配線に接触抵抗などが発生し、エンジンが暖機しているにもかかわらず、空燃比が濃い状態になりエンジン不調となった。

(4) 水温センサのアース配線に接触抵抗などが発生し、エンジンが暖機しているにもかかわらず、空燃比が濃い状態になりエンジン不調となった。


解説

(1)
不適切です。
水温センサの抵抗特性は問題ありません。

(2)
不適切です。
判定できません。

(3)
適切です。
信号線で電圧降下が生じています。

(4)
不適切。
アース線は問題ありません。



関連問題

2005年11月【No.12】

2003年11月【No.32】

前問にもどる 次問にすすむ 上にもどる  HOME

Amazon.co.jp Yahoo!ショッピング楽天ブックスInfoseek 自動車All About

Copyright(C) 2003-2007 自動車整備士.com. All rights reserved.