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一級自動車整備士2006年03月【No.15】

コモン・レール式高圧燃料噴射システム

問題
 ジーゼル・エンジンの排出ガス対策に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
 
(1) コモン・レール式高圧燃料噴射システムでは,燃料を微粒化することで着火性が良くなるため噴射タイミングを進角させることができ,燃焼温度が低下してNOxの生成は低減する。
(2) ジーゼル・エンジンは一種の均質燃焼であり,燃焼は燃料噴射近傍で行われるため局部的に空気不足を生じやすく,PM生成の問題を生じる。
(3) 燃焼状態を完全燃焼に近づけるほど排気ガス中のPMを低減できるが,燃焼ガス温度が高くなるのでNOxはより多く生成される。
(4) ジーゼル・エンジンは排気ガス中に酸素が多く存在するので,三元触媒を使用してNOxを低減している。

解説

進角と遅角を間違いそうになりますね。

均質燃焼と層状燃焼もうっかりすると見逃すところでした。

ジーゼル・エンジンでは、三元触媒が多量のO2による触媒の効率低下のために使えません。


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