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一級自動車整備士2003年11月【No.09】
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◆電気・電子回路の測定技術・サーキット・テスタの活用 |
問題
平均値整流実効値校正方式のデジタル式サーキット・テスタを用いて,交流電圧を測定した場合の記述として,不適切なものは次のうちどれか。
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解説 |
定義を確認しておきましょう。
波形率=実効値/平均値
正弦波の場合、(V/√2)/(2V/π)≒1.11
クレスト・ファクタ=最大値/実効値
正弦波の場合、V/(V/√2)=1.414
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(3)規定の周波数以内の方形波(スクエア・ウェーブ)を測定した場合,真の実効値方式による測定より約1.11倍電圧を高く表示する。
方形波が出てきて、これが不適切かなと間違いそうです。
平均値方式は、正弦波を前提に平均値を測定し波形率1.11を掛けて
実効値指示しているだけです。
何を計ろうと、たとえスクエア・ウェーブであろうと1.11倍するだけです。
真の実効値方式との比較対照の問題ですから、これは正解です。 |
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