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2G 登録試験 2013年03月 問題03

エンジンから発生するノッキングを防止するための対策として、不適切なものは次のうちどれか。

点火装置の改良により、点火時期の進み過ぎの防止を図る。

燃焼室形状を工夫し、混合気に過流を与え、火炎伝播速度を低く(遅く)する。

冷却装置の改良により、冷却水温度の上昇防止を図る。

プラグの位置を燃焼室の中心付近にすることで、火炎伝播距離の短縮を図る。







解説

選択肢(2)が不適切です。

エンジン・エンジン総論からの出題です。

(1)点火装置の改良により、点火時期の進み過ぎの防止を図る。

この選択肢は適切です。

点火時期の進み過ぎもノッキングの原因となります。

(2)燃焼室形状を工夫し、混合気に過流を与え、火炎伝播速度を低く(遅く)する。

この選択肢が不適切です。

燃焼室形状を工夫し、混合気に過流を与え、火炎伝播速度を高める

高めるとか高くする、あるいは速くするでもよいでしょう。

(3)冷却装置の改良により、冷却水温度の上昇防止を図る。

この選択肢は適切です。

冷却水温度の上昇もノッキングの原因となります。

(4)プラグの位置を燃焼室の中心付近にすることで、火炎伝播距離の短縮を図る。

この選択肢は適切です。

点火後の燃焼過程で、プラグ位置を燃焼室中心近くにすれば、プラグと最終燃焼領域までの距離が短縮されるので、火炎伝播時間も短くなります。


【ノッキング原因の一つの過早点火のイメージ画像】

2012年10月 登録試験 問題02

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