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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2013年10月 問題01

ピストン及びピストン・リングに関する記述として、
不適切なものは次のうちどれですか。

アルミニウム合金ピストンのうち、シリコンの含有量が多いものをけい素アルミニウム合金ピストンと呼んでいる。

騒音の低減を図るために、ピストン頭部にバルブの逃げを設けている。

フラッタ現象を防止するため、コンプレッション・リングの幅を狭くして面圧を増す傾向にある。

コンプレッション・リングのうちバレル・フェース型は、しゅう動面が円弧状になっており、初期なじみの際の異常摩耗が少ない。


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解説

エンジン編・エンジン本体からの出題です。

選択肢(2)が不適切です。

(1) アルミニウム合金ピストンのうち、シリコンの含有量が多いものをけい素アルミニウム合金ピストンと呼んでいる。

この選択肢は適切です。

(2) 騒音の低減を図るために、ピストン頭部にバルブの逃げを設けている。

この選択肢が、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

ピストンには圧縮圧力を高めるために、ピストン頭部にバルブの逃げを設けている。

(3) フラッタ現象を防止するため、コンプレッション・リングの幅を狭くして面圧を増す傾向にある。

この選択肢は適切です。

(4)コンプレッション・リングのうちバレル・フェース型は、しゅう動面が円弧状になっており、初期なじみの際の異常摩耗が少ない。

この選択肢は適切です。


【トップリングのイメージ画像】

2012年10月 登録試験 問題01

2011年06月 登録試験 問題01

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