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2G 登録試験 2015年03月 問題10

インレット側に用いられる油圧制御の可変バルブ・タイミング機構に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

可変バルブ・タイミング機構は、カムの位相は一定のまま、バルブの作動角を変えてインレット・バルブの開閉時期を切り替えている。

インレット側のカムシャフト前部のカムシャフト・タイミング・ギヤには、バルブ・タイミング・コントローラが設けられている。

進角時は、インレット・バルブの閉じる時期が遅くなるので、高速回転時の体積効率が高くなる。

遅角時は、インレット・バルブの開く時期が早くなるので、オーバラップ量が多くなり中速回転時の体積効率が高くなる。







解説

選択肢(2)が適切です。

エンジン編・エンジン本体からの出題です。

(1)可変バルブ・タイミング機構は、カムの位相は一定のまま、バルブの作動角を変えてインレット・バルブの開閉時期を切り替えている。

この選択肢は、不適切です。

正しくは以下の通りです。

可変バルブ・タイミング機構は、バルブの作動角は一定のまま、カムの位相を変えてインレット・バルブの開閉時期を切り替えている。

(2)インレット側のカムシャフト前部のカムシャフト・タイミング・ギヤには、バルブ・タイミング・コントローラが設けられている。

この選択肢が、適切です。

(3)進角時は、インレット・バルブの開く時期が遅くなるので、高速回転時の体積効率が高くなる。解答をいれた問題文は以下の通りです。

この選択肢は、不適切です。

正しくは以下の通りです。

進角時は、インレット・バルブの閉じる時期が早くなるので、オーバラップ量が多くなり中速回転時の体積効率が高くなる。

(4)遅角時は、インレット・バルブの開く時期が早くなるので、オーバラップ量が多くなり中速回転時の体積効率が高くなる。

この選択肢も不適切です。
正しくは以下の通りです。
遅角時は、オーバラップ量を少なくしてアイドル回転時の安定化を図り、インレット・バルブの閉じる時期を遅くして高速回転時の体積効率を高めている。

2G 登録試験 2012年3月 問題05

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