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2G 登録試験 2012年03月 問題16

トルク・コンバ一タに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

ステ一タが空転し始める点をクラッチ・ポイントという。

カップリング・レンジにおけるトルク比は、2.0~2.5である。

速度比がゼロのときの伝達効率は100%である。

速度比は、タ一ビン軸の回転速度にポンプ軸の回転速度を乗じて求めることができる。







解説

選択肢(1)が適切です。

シャシ編・動力伝達装置からの出題です。

(1)ステ一タが空転し始める点をクラッチ・ポイントという。

この選択肢は適切です。

これらの知識は基本項目ですから、下図を参照してキチンと覚えましょう。

トルク・コンバータの性能曲線図

(2)カップリング・レンジにおけるトルク比は、2.0~2.5である。

この選択肢は不適切です。

カップリング・レンジにおけるトルク比は、1.0である。

(3)速度比がゼロのときの伝達効率は100%である。

この選択肢は不適切です。

速度比がゼロのときの伝達効率は0%である。

(4)速度比は、タ一ビン軸の回転速度にポンプ軸の回転速度を乗じて求めることができる。

この選択肢は不適切です。

速度比は、タ一ビン軸の回転速度をポンプ軸の回転速度で除して求めることができる。

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