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2G 登録試験 2012年03月 問題22

粘性式差動制限型ディファレンシャルのビスカス・カップリングについて、次の文章の(イ)~(ロ)に当てはまるものとして、下の組み合わせのうち、適切なものはどれか。

ビスカス・カップリングは、左右の駆動輪に回転速度差が生じて、プレ一ト間に回転速度差が生じると、(イ)の働きで(ロ)へトルクが伝達される。

(イ) (ロ)
シリコン・オイル 低回転側から高回転側
シリコン・オイル 高回転側から低回転側
ハイポイド・ギヤ・オイル 高回転側から低回転側
ハイポイド・ギヤ・オイル 低回転側から高回転側







解説

選択肢(2)が適切です。

シャシ・動力伝達装置からの出題です。

ビスカス・カップリングは、左右の駆動輪に回転速度差が生じて、プレ一ト間に回転速度差が生じると、(シリコン・オイル)の働きで(高回転側から低回転側)へトルクが伝達される。

ビスカスLSDとは、 高粘度シリコンオイルが封入されたビスカス・カップリングを利用した

LSD(Limited Slip Differential:リミテッド・スリップ・デファレンシャル=差動制限装置)

のことをいいます。

ビスカス・カップリングは流体クラッチの一種で、左右の駆動輪の回転差が大きい状態が続くと、高粘度シリコンオイルの発熱による体積膨張が起こり、内部のプレート同士が接触し、高回転側から低回転側へ高い摩擦トルクを発生する。

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