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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2020年10月 問題15
NOxの低減策に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(3)が適切です。
(3)空燃比制御により、理論空燃比付近の狭い領域に空燃比を制御し、理論空燃比領域で有効に作用する三元触媒を使って排気ガス中のNOxを還元する。
NOxの低減策として、空燃比（Air/Fuel Ratio）が14.7前後のバンド域に収まるようにコントロールします。
(1)エンジンの運転状況に対応する空燃比制御及び点火時期制御を的確に行うことで、最高燃焼ガス温度を上げる。
この選択肢も不適切です。
正しくは、以下の通りです。
エンジンの運転状況に対応する空燃比制御及び点火時期制御を的確に行うことで、最高燃焼ガス温度を下げる。
(2)燃焼室の形状を改良し、燃焼時間を長くすることにより最高燃焼ガス温度を低くする。
この選択肢は不適切です。
正しくは、以下の通りです。
燃焼室の形状を改良し、燃焼時間を短くすることにより最高燃焼ガス温度を低くする。
(4)EGR(排気ガス再循環)装置や可変バルブ機構を使って、不活性な排気ガスを一定量だけ吸気側に導入し最高燃焼ガス温度を上げる。
この選択肢も不適切です。
正しくは、以下の通りです。
EGR(排気ガス再循環)装置や可変バルブ機構を使って、不活性な排気ガスを一定量だけ吸気側に導入し最高燃焼ガス温度を下げる。
【EGRのイメージ】