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2G 登録試験 2018年03月 問題24

タイヤに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

タイヤの偏平率を小さくすると、タイヤの横剛性が高くなるが、車両の旋回性能及び高速時の操縦性能は悪化する。

タイヤ(ホイール付き)の一部が他の部分より重い場合、タイヤをゆっくり回転させると重い部分が下になって止まり、このアンバランスをスタティック・アンバランスという。

一般に寸法、剛性、質量など全てを含んだ広い意味でのタイヤの均一性(バランス性)をユニフォミティと呼ぶ。

ダイナミック・アンバランスがあるとシミーの原因になる。







解説

選択肢(1)が不適切です。

(1)タイヤの偏平率を小さくすると、タイヤの横剛性が高くなるが、車両の旋回性能及び高速時の操縦性能は悪化する。

正しくは以下の通りです。

タイヤの偏平率を小さくすると、タイヤの横剛性が高くなるため、車両の旋回性能及び高速時の操縦性能は向上する

aspect ratio:偏平比・扁平率】

(2)タイヤ(ホイール付き)の一部が他の部分より重い場合、タイヤをゆっくり回転させると重い部分が下になって止まり、このアンバランスをスタティック・アンバランスという。

この選択肢は適切です。

(3)一般に寸法、剛性、質量など全てを含んだ広い意味でのタイヤの均一性(バランス性)をユニフォミティと呼ぶ。

この選択肢も適切です。

【ユニフォミテ測定装置:Tire uniformity machines measure force variation, strike and sidewall appearance. 】

(4)ダイナミック・アンバランスがあるとシミーの原因になる。

この選択肢も適切です。

【Shimmy, Wobble】

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