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2G 登録試験 2017年03月 問題22

タイヤに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

パターン・ノイズは、タイヤのトレッドが路面に対して局部的に振動を起こすことにより発生する。

タイヤの扁平比を小さくすると、旋回性能及び操縦性能は向上するが、駆動性能及び制動性能は悪化する。

スタティック・アンバランスとは、一般に、剛性、寸法、質量などすべてを含んだ広義のタイヤの均一性(バランス性)である。

シミ―とは、路面の凹凸によるキックバックなどがきっかけとなって生じる自励振動である。







解説

選択肢(4)が適切です。

(4)シミ―とは、路面の凹凸によるキックバックなどがきっかけとなって生じる自励振動である。

結果的にはハンドル回りの小刻みな振動をシミ―といっております。

低速シミーは、40~50km/hで発生、高速シミーは、100~120km/hで発生します。

原因としては、ホイルバランスの狂い、タイヤと車体のマッチングの問題、タイヤの振れなどです。

(1)パターン・ノイズは、タイヤのトレッドが路面に対して局部的に振動を起こすことにより発生する。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

パターン・ノイズは、タイヤのトレッド・パターンの溝の中の空気が、路面とタイヤの間で圧縮され、排出されるときに出る音です。

スキールは、タイヤのトレッドが路面に対して局部的に振動を起こすことによって発生します。

(2)タイヤの扁平比を小さくすると、旋回性能及び操縦性能は向上するが、駆動性能及び制動性能は悪化する。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

タイヤの扁平比を小さくすると、旋回性能、高速時の操縦性能、駆動性能及び制動性能が向上する。

タイヤの扁平比が小さくなるほど路面のグリップ力は向上するものの、たわみ量が少なる分、乗り心地が悪くなります。

(3)スタティック・アンバランスとは、一般に、剛性、寸法、質量などすべてを含んだ広義のタイヤの均一性(バランス性)である。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

一般に、剛性、寸法、質量などすべてを含んだ広義のタイヤの均一性(バランス性)をユニフォミティと呼んでいる。

タイヤの一部が他の部分より重い場合には、ゆっくり回転させると重い部分が下になって止まります。

このときのアンバランスをスタティック・アンバランスと呼んでいます。

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