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2G 登録試験 2018年10月 問題34
ギヤ・オイルに用いられる添加剤に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(4)が適切です。
(4)ギヤ・オイルには性能を向上させるため、種々の添加剤が加えられており、ギヤ・オイル特有の添加剤には、油性向上剤と極圧添加剤がある。
ギヤ・オイルの典型的な添加剤
・油性向上剤
・極圧添加剤
・粘度指数向上剤
・流動点降下剤
・消泡剤(しょうほうざい)
・防食防止剤
・酸化防止剤
(1) 粘度指数向上剤は、温度変化に対して粘度変化を大きくする作用がある。
この選択肢は不適切です。
正しくは、以下の通りです。
粘度指数向上剤は、温度変化に対して粘度変化を少なくする作用がある。
(2) 酸化防止剤はオイルに含まれる、ろう(ワックス)分が結晶化するのを抑えて、低温時の流動性を向上させる作用がある。
この選択肢も不適切です。
正しくは以下の通りです。
流動点降下剤はオイルに含まれる、ろう(ワックス)分が結晶化するのを抑えて、低温流動性を向上させる作用がある。
(3)腐食防止剤は、高荷重・高速の歯車に重要な役割を果たしており、耐圧性の向上、極圧下での油膜切れや摩耗の防止などの作用がある。
この選択肢も不適切です。
正しくは以下の通りです。
腐食防止剤は、金属の腐食を防止する。
【ギヤ・オイル】
【エンジン・オイル】
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