Menu

自動車整備士.com

サイト内検索 help
複数条件の場合はキーワードの間にスペースを入れてください。

Advertisement

2G 登録試験 2016年03月 問題31

エンジン・オイルの添加剤に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

流動点降下剤は、エンジン・オイルが冷却された際、オイルに含まれるろう(ワックス)分の結晶化を促進させて、オイルの流動性を保つ作用がある。

油性向上剤は、オイルの金属表面に対するなじみを良くし、強固な油膜を張らせる添加剤である。

粘度指数向上剤は、温度変化に対しても適正な粘度を保って潤滑を完全にし、寒冷時のエンジンの始動性も良好にする。

清浄分散剤は、エンジン・オイル中に混入する炭素やスラッジを油中に遊離させる作用がある。







解説

選択肢(1)が不適切です。


(1)流動点降下剤は、エンジン・オイルが冷却された際、オイルに含まれるろう(ワックス)分の結晶化を促進させて、オイルの流動性を保つ作用がある。

この選択肢が、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

流動点降下剤は、エンジン・オイルが冷却された際、オイルに含まれるろう(ワックス)分の結晶化を抑えて、オイルの流動性を保つ作用がある。


(2)油性向上剤は、オイルの金属表面に対するなじみを良くし、強固な油膜を張らせる添加剤である。

この選択肢は、適切です。


(3)粘度指数向上剤は、温度変化に対しても適正な粘度を保って潤滑を完全にし、寒冷時のエンジンの始動性も良好にする。

この選択肢も適切です。


(4)清浄分散剤は、エンジン・オイル中に混入する炭素やスラッジを油中に遊離させる作用がある。

この選択肢も適切です。

前の問題  次の問題




Advertisement










Today  Yesterday Total