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2G 登録試験 2015年03月 問題34

エンジン・オイルの添加剤のうち、粘度指数向上剤に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

オイルの金属表面に対するなじみをよくし、強固な油膜を張らせる添加剤である。

エンジン・オイルが冷却された際、オイルに含まれるろう(ワックス)分が結晶しようとするのを抑えるための添加剤である。

燃料生成物及びオイルの劣化物のために、シリンダ壁やその他の摩擦部の腐食を防止するための添加剤である。

温度変化に対しても適正な粘度を保って潤滑を完全にし、寒冷時のエンジンの始動性も良好にする添加剤である。







解説

選択肢(4)が適切です。


エンジン編・燃料及び潤滑剤からの出題です。


(1) オイルの金属表面に対するなじみをよくし、強固な油膜を張らせる添加剤である。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

油性向上剤とは、オイルの金属表面に対するなじみをよくし、強固な油膜を張らせる添加剤である。

(2) エンジン・オイルが冷却された際、オイルに含まれるろう(ワックス)分が結晶しようとするのを抑えるための添加剤である。

この選択肢も不適切です。

正しくは、以下の通りです。

流動点降下剤は、エンジン・オイルが冷却された際、オイルに含まれるろう(ワックス)分が結晶しようとするのを抑えるための添加剤である。

(3) 燃料生成物及びオイルの劣化物のために、シリンダ壁やその他の摩擦部の腐食を防止するための添加剤である。

この選択肢は不適切です。

腐食防止剤は、燃料生成物及びオイルの劣化物のために、シリンダ壁やその他の摩擦部の腐食を防止するための添加剤である。

(4)温度変化に対しても適正な粘度を保って潤滑を完全にし、寒冷時のエンジンの始動性も良好にする添加剤である。

この選択肢は適切です。

粘度指数向上剤は、温度変化に対しても適正な粘度を保って潤滑を完全にし、寒冷時のエンジンの始動性も良好にする添加剤である。

2G 登録試験 2012年3月 問題33

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