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2G 登録試験 2017年03月 問題34
ギヤ・オイルに用いられる添加剤に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(2)が適切です。
(2)ギヤ・オイルは性能を向上させるため、種々の添加剤が加えられており、ギヤ・オイル特有の添加剤は油性剤と極圧添加剤である。
潤滑剤の分類です。
1.エンジン・オイル
2.ギヤ・オイル
3.グリース
4.オートマティック・トランスミッション・フルード
ギヤ・オイルの特有の添加剤があるという問題です。
油性剤と極圧添加剤がギヤ・オイルのみにある添加剤だということです。
確かにエンジン・オイルの添加剤には、油性剤と極圧添加剤がありません。
(1)酸化防止剤は、低温流動性を向上させる作用がある。
この選択肢は不適切です。
正しくは以下の通りです。
流動点降下剤は、低温流動性を向上させる作用がある。
(3)腐食防止剤は、高負荷・高速の歯車に重要な役割を果たしており、耐圧性の向上、摩擦の防止などの作用がある。
この選択肢も不適切です。
正しくは以下の通りです。
極圧添加剤は、高負荷・高速の歯車に重要な役割を果たしており、耐圧性の向上、摩擦の防止などの作用がある。
(4)粘度指数向上剤は、温度変化に対して粘度変化を大きくする作用がある。
この選択肢も不適切です。
正しくは以下の通りです。
粘度指数向上剤は、温度変化に対して粘度変化を少なくする作用がある。
【ギヤ・オイル】
【エンジン・オイル】
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