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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2019年03月 問題34

エンジン・オイルの添加剤に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

油性向上剤は、オイルの金属表面に対するなじみを良くし、強固な油膜を張らせる添加剤である。

清浄分散剤は、エンジン・オイル中に混入する炭素やスラッジを油中に遊離させる作用がある。

粘度指数向上剤は、温度変化に対して適正な粘度を保って潤滑を完全にし、寒冷時のエンジンの始動性を良好にする。

流動点降下剤は、エンジン・オイルが冷却された際、オイルに含まれるろう(ワックス)分の結晶化を促進させて、オイルの流動性を保つ作用がある。


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解説

選択肢(4)が不適切です。

(4)流動点降下剤は、エンジン・オイルが冷却された際、オイルに含まれるろう(ワックス)分の結晶化を促進させて、オイルの流動性を保つ作用がある。

正しくは、以下の通りです。

流動点降下剤は、エンジン・オイルが冷却された際、オイルに含まれるろう(ワックス)分の結晶化を抑えて、オイルの流動性を保つ作用がある。

流動点降下剤は、次のように用途の潤滑油で使用されています。

・エンジン油

・自動変速機油

・自動車用ギヤ油

・トラクター油

・油圧作動油

・油圧作動油

(1)油性向上剤は、オイルの金属表面に対するなじみを良くし、強固な油膜を張らせる添加剤である。

この選択肢は、適切です。

(2)清浄分散剤は、エンジン・オイル中に混入する炭素やスラッジを油中に遊離させる作用がある。

この選択肢も適切です。

(3)粘度指数向上剤は、温度変化に対して適正な粘度を保って潤滑を完全にし、寒冷時のエンジンの始動性を良好にする。

この選択肢も適切です。

この選択肢たちの言い回しは、旧教科書からの引用です。

文の本質は変わりませんが、新テキストとは異なる表現です。

2G 登録試験 2019年03月 問題34

2G 登録試験 2017年10月 問題32

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