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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2017年10月 問題32

エンジン・オイルの添加剤に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

清浄分散剤は、エンジン・オイル中に混入する炭素やスラッジを油中に遊離させる作用がある。

流動点降下剤は、エンジン・オイルが冷却された際、オイルに含まれるろう(ワックス)分の結晶化を促進させて、オイルの流動性を保つ作用がある。

粘度指数向上剤は、温度変化に対して適正な粘度を保って潤滑を完全にし、寒冷時のエンジンの始動性を良好にする。

油性向上剤は、オイルの金属表面に対するなじみを良くし、強固な油膜を張らせる添加剤である。


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解説

選択肢(2)が不適切です。

(2)流動点降下剤は、エンジン・オイルが冷却された際、オイルに含まれるろう(ワックス)分の結晶化を促進させて、オイルの流動性を保つ作用がある。

正しくは以下の通りです。

流動点降下剤は、エンジン・オイルが冷却された際、オイルに含まれるろう(ワックス)分の結晶化を抑えて、オイルの流動性を保つ作用がある。

(1)清浄分散剤は、エンジン・オイル中に混入する炭素やスラッジを油中に遊離させる作用がある。

この選択肢は、適切です。

(3)粘度指数向上剤は、温度変化に対して適正な粘度を保って潤滑を完全にし、寒冷時のエンジンの始動性を良好にする。

この選択肢も適切です。

(4)油性向上剤は、オイルの金属表面に対するなじみを良くし、強固な油膜を張らせる添加剤である。

この選択肢も適切です。


【潤滑油添加剤の一例】

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2G 登録試験 2015年03月 問題34

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