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外部診断器の基本機能
外部診断器の基本機能に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
解説
(2)の問題文をさらっと読んでしまうとミスしてしますます。
『エンジンECUのダイアグノーシス・コードを外部診断器で消去すると、
①ダイアグノーシス・コード
②フリーズ・フレーム・データ
③エンジンECUの学習値←消去されません
が消去される。』
ECUの学習は燃費向上と排ガス低減を目的として、空燃比A/F、O2フィードバック制御による設定補正値からの ズレを修正した学習データが記憶されています。
外部診断器では、ダイアグノーシス・コードとフリーズ・フレーム・データのみが消去され、学習値は消去されません。
(1)外部診断器が表示するダイアグノーシス・コードは、アルファベット1文字と4桁の数字表示となっており、車両の異常系統を表している。
適切です。
(3)フリーズ・フレーム・データは、ECUが異常を検出したときにダイアグノーシス・コードと同時に車両の状態を記憶したデータのことで、外部診断器で読み出すことができる。
適切です。
アクティブ・テストとは、本来、一定の条件が成立しなければ作動しないアクチュエータを、外部診断器で任意に作動させて行うテストのことをいう。
適切です。
一級自動車整備士2006年03月【No.03】
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