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ABSの異常検知

図に示す回路の異常検知に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

FSR駆動回路が駆動しているとき、a線に断線がある場合は、異常検知が可能である。

FSR駆動回路が駆動しているとき、a線に短絡(地絡)がある場合は、異常検知が可能である。

FSRとPMR駆動回路が駆動しているとき、b線に短絡(地絡)がある場合は、異常検知が可能である。

FSRとPMR駆動回路が駆動しているとき、b線に断線がある場合は、異常検知が可能である。







解説

(1)FSR駆動回路が駆動しているとき、a線に断線がある場合は、異常検知が可能である。

FSR駆動で駆動回路は5Vですから、断線しても5V状態、

すなわち、アップ・エッジしても異常検知はできません。

この選択肢は不適切です。

(2)FSR駆動回路が駆動しているとき、a線に短絡(地絡)がある場合は、異常検知が可能である。

FSR駆動で駆動回路は5Vですから、地絡すると0V状態、

すなわち、ダウン・エッジして異常検知が可能です。

この選択肢が適切です。

(3)FSRとPMR駆動回路が駆動しているとき、b線に短絡(地絡)がある場合は、異常検知が可能である。

PMR駆動で駆動回路は0Vですから、地絡すると0V状態、

すなわち、ダウン・エッジしても異常検知ができません。

この選択肢は不適切です。だから×。

(4)FSRとPMR駆動回路が駆動しているとき、b線に断線がある場合は、異常検知が可能である。

PMR駆動で駆動回路は0Vですから、断線すると0V状態、

すなわち、ダウン・エッジしても異常検知ができません。この選択肢も不適切です。

一級自動車整備士2008年11月【No.16】




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