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電子制御式LPG燃料装置
電子制御式LPG燃料装置に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。(2G_H16.7)
解説
選択肢(1)が不適切です。
電子制御式LPG燃料装置では、LPGは、LPGボンベから液体の状態で送り出され、フィルタで不純物がろ過され、LPGソレノイド・バルブを経てベーパライザに入る。ここで、減圧されて液体は気体となり、ミキサで吸入空気と混合してシリンダ内に供給される。
LPGソレノイド・バルブは、イグニッション・スイッチなどと連動して作動し、スライド・バルブによりエンジン停止時の燃料の遮断を行うものである。
エンジン停止時には、ボンベ側にある緊急遮断バルブと共に、LPGソレノイド・バルブがOFFするので、エンジン側とボンベ側で二重の燃料の遮断を行って、安全性を確保している。
これは、旧テキストからの出題です。
最近のテキストでは、次のように説明されています。
電子制御式LPG燃料装置では、LPGをLPGボンベからフューエル・ポンプによって液体の状態で送り出した後に、フューエル・フィルタで不純物をろ過し、緊急遮断バルブ及びパルセーション・ダンパを経て、インジェクタまで圧送し液体のまま噴射する。
当Webサイト管理人もよくわからないのですが、めったに試験に出題してはいけない問題がLPGです。
過去に出題されたのは、検定試験のみでしょう。
いわゆる国土交通省のお役人さんが実施する国家試験です。
自動車整備振興会が行う登録試験には、出題されたことがないと思われます。
なぜか不思議な問題です。
LPG類題
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