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オートマティック・トランスミッション

オートマティック・トランスミッションの安全装置に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

インヒビタ・スイッチは、シフト・レバーの位置がPレンジのみでエンジンの始動を可能としたものである。

キー・インタロック機構は、シフト・レバーをPレンジの位置にしないと、イグニション・キーがハンドル・ロック位置に戻らないようにしたものである。

R(リバース)位置警報装置は、シフト・レバーがRレンジの位置にあるときに、ブザー又はチャイムなどで運転者に知らせるものである。

シフト・ロック機構は、ブレーキペダルを踏み込んだ状態にしないと、シフト・レバーをPレンジの位置から他の位置に操作できないようにしたものである。







解説

選択肢(1)が不適切です。


(1) インヒビタ・スイッチは、シフト・レバーの位置がPレンジのみでエンジンの始動を可能としたものである。


この選択肢(1)が不適切です。

インヒビタ・スイッチ(inhibitor switch)は、オートマティック・トランスミッションのセレクト・レバーの位置を感知するセンサで、その信号をコントロール・ユニットに送ります。

インヒビタ・スイッチは、シフト・レバーの位置がNレンジまたはPレンジのみでエンジンの始動を可能としています。

inhibit は 「抑制する」、「 妨げる」、 「(…を)させないようにする」というような意味合いです。

P、Nレンジ以外はエンジン始動をさせないスイッチですよということになります。


(2)~(4)の選択肢は、すべて適切です。

(2)キー・インタロック機構(key inter-lock device)は、シフト・レバーが、Pレンジ以外の場合、イグニションキーが、AccからLockへ移動しないような安全機構です。


(3)R(リバース)位置警報装置は、シフト・レバーがRレンジの位置にあるときに 、ブザー又はチャイムなどで運転者に知らせるものです。


(4)シフト・ロック機構は、ブレーキペダルを踏み込んだ状態にしないと, シフト・レバーをPレンジの位置から他の位置に操作できないようにしたものです。


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