Menu

自動車整備士.com

サイト内検索 help
複数条件の場合はキーワードの間にスペースを入れてください。

Advertisement

マニュアル・クラッチ

図のクラッチ・ディスクのフェーシングが摩耗した場合の記述として、適切なものは次のうちどれか。

Bの寸法が大きくなり、クラッチ・スプリングの取付け高さが低くなる。

Bの寸法が大きくなり、クラッチ・スプリングの取付け高さが高くなる。

Bの寸法が小さくなり、クラッチ・スプリングの取付け高さが低くなる。

Bの寸法が小さくなり、クラッチ・スプリングの取付け高さが高くなる。







解説

選択肢(2)が適切です。

クラッチ・ディスクのフェーシングが摩耗すると、プレッシャ・プレートはフライホイール側へ進み、クラッチ・カバーの位置は一定なためクラッチ・スプリングは伸びて、クラッチ・スプリングの取り付け高さが高くなる。

基礎問題1

コイル・スプリング式クラッチにおいて、クラッチ・ペダルを踏み込んだときに作動する順序にしたがった部品の並びで、適切なものは次のうちどれか。

レリーズ・シリンダのプッシュ・ロッド レリーズ・フォーク レリーズ・ベアリング プレッシャ・プレート レリーズ・レバー
レリーズ・フォーク レリーズ・シリンダのプッシュ・ロッド レリーズ・ベアリング レリーズ・レバー プレッシャ・プレート
レリーズ・フォーク レリーズ・シリンダのプッシュ・ロッド レリーズ・ベアリング プレッシャ・プレート レリーズ・レバー
レリーズ・シリンダのプッシュ・ロッド レリーズ・フォーク レリーズ・ベアリング レリーズ・レバー プレッシャ・プレート

選択肢(4)が正解です。

クラッチ・ペダルを踏み込んだときに作動する順序にしたがった部品の並び順

1.レリーズ・シリンダのプッシュ・ロッド

2.レリーズ・フォーク

3.レリーズ・ベアリング

4.レリーズ・レバー

5.プレッシャ・プレート

摩擦クラッチを大別すると次の二つになる。

①ダイヤフラム・スプリング式

乗用車、小型トラック

②コイル・スプリング式

中・大型トラック、バス

ダイヤフラム・スプリング式クラッチの作動原理と部品名称について学んでみよう。

ダイヤフラム・スプリングの特長

①クラッチ・ディスクの摩耗によるばね力の変化が少ない。

②高速回転時、遠心力によるばね力の減少が少ない。

③プレッシャ・プレートに作用するばね力が均一である。

基礎問題2

ダイヤフラム・スプリング式クラッチの記述について、次のうち不適切なものはどれか。

クラッチのレリーズ・ベアリングには、一般にニードル・ローラ型のラジアル・ベアリングが用いられている。

クラッチ・ディスクのダンパ・スプリングは、クラッチ接続時の衝撃やエンジンのねじり振動を吸収する働きをする。

クラッチのレリーズ・ペアリングには、一般にアンギュラ・ボール・ベアリングが用いられている。

ダイヤフラム・スプリング式クラッチのピボット・リングは、ダイヤフラム・スプリングが作動するときの支点になる。

選択肢(1)が間違いです。


正しくは、レリーズ・ベアリングには、耐熱性グリースを封入した無給油式のアンギュラ式のボール・ベアリングが用いられ、ベアリング・カラーに圧入されている。


Advertisement










Today  Yesterday Total