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一体型真空式制動倍力装置の作動

図に示す一体型真空式倍力装置に関する次の文章の(   )にあてはまるものとして、下の組み合わせのうち適切なものはどれか。

ブレーキ・ペダルを一定量踏み込むと、ポペットが( イ )のシート部に押し付けられて( ロ )を閉じる。次に、( ハ )がポペットから離れエア・バルブが開いて(二)が流入し、パワー・ピストンを左に移動させるため、プッシュ・ロッドがマスタ・シリンダのピストンを押して油圧を発生する。

一体型真空式倍力装置

パワー・ピストン バキューム・バルブ リアクション・ディスク 負 荷
パワー・ピストン バキューム・バルブ バルブ・プランジヤ 大 気
バキューム・バルブ リアクション・ディスク ダイヤフラム 負 荷
バキューム・バルブ パワー・ピストン リアクション・ディスク 大 気




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解説

選択肢(2)が適切です。


ブレーキ・ペダルを一定量踏み込むと、ポペットが( イ:パワー・ピストン )のシート部に押し付けられて( ロ:バキューム・バルブ )を閉じる。次に、( ハ:バルブ・プランジヤ )がポペットから離れエア・バルブが開いて( 二:大 気 )が流入し、パワー・ピストンを左に移動させるため、プッシュ・ロッドがマスタ・シリンダのピストンを押して油圧を発生する。

【参考図】


プリチャージ機能付き真空式制動倍力装置(一級)

問題

トラクション・コントロールに使用されているプリチャージ機能付き真空式制動倍力装置を説明した次の文章の(   )にあてはまる語句として、下の組み合わせのうち適切なものはどれか。

 図のプリチャージ機能付き真空式制動倍力装置にトラクション・コントロール作動時のプリチャージ用としてプリチャージ・ソレノイド・バルブ、ブーツ、サブ・プレート及びサブ・ダイヤフラムを追加した構造となっており、サブ・ダイヤフラムとサブ・プレートにより、変圧室と定圧室の間に補助変圧室が形成されている。
 この補助変圧室には、( イ )通路(ブーツ)が取り付けられ、プリチャージ・ソレノイド・バルブにより( ロ )が行われる。トラクション・コントロール作動時は、スキッドECUからの信号によりプリチャージ・ソレノイド・バルブが作動し、補助変圧室との差圧による力がサブ・プレートからプシュ・ロッドに伝達されて圧力を発生する。

プリチャージ機能付き真空式制動倍力装置

   イ  ロ
1. ブレーキ液の導入や排出を行う油圧の調整
2. 大気や負圧を導く気圧の調整
3. 大気が導入される大気の導入又は遮断
4. 負圧のかかる負圧の調整

一般解説

作動については、問題文の通りである。

作動の基礎についてまとめる。

力の伝達経路(パワー・トレイン)はつぎのようになる。

ブレーキ・ペダル踏力
バルブ・オペレーティング・ロッド
A室とB室との圧力差により
生ずる
パワー・ピストンの力
バルブ・プランジャ
リアクション・ディスク
プシュ・ロッド
マスタ・シリンダのプライマリ・ピストン
セカンダリ・ピストン

真空式制動倍力装置は、負圧と大気圧との圧力差を利用してブレーキ・ペダルの踏力を軽減するものである。

A室とB室の境界面の面積をS、A室の圧力をPA、B室の圧力をPB、とすれば、境界面に働く力Fは、次のようになる。

F = (PB-PA) × S

上の式の意味は、A室とB室の境界面の面積Sと圧力差(PB-PA)が大きければ大きいほど、踏力を軽減する強いアシストが得られることになる。

バキューム・バルブとエア・バルブの関係はつぎのようになる。

通気孔
A室←------→B室←------→大気
バキューム・バルブエア・バルブ

一連の作動を表にまとめてみよう。

プレーキ・ペダル
の状態
バキューム・
バルブ
通気孔 エア・
バルブ
A室 B室 圧力差
踏まない状態 開く 閉じる 負圧 負圧 なし
踏み始め 閉じる 遮断 閉じる 負圧 負圧 なし
更に踏む 閉じる 遮断 開く 負圧 大気流入 発生
保持 閉じる 遮断 閉じる 負圧 圧力保持 発生
離す 開く 閉じる 負圧 負圧 なし

運転中の作動は、③、④の作動を繰り返しながら、パワー・ピストンを作動させている。

これらの、部品名を正しく覚え、作動を理解していれば、二級レベルには対応可能であろう。

一級小型の問題は、新技術・シャシからの出題で、プリチャージ機能付き真空式制動倍力装置の概要を説明したものである。

基本は二級レベルをシッカリ理解しておけば難しくありません。

テキストそのものからの穴埋め問題である。

トラクション・コントロールの作動に関しては、シーケンス図、状態遷移図やタイムチャートを用いたほうが理解しやすい。

しかし、標準モデルがかたまっていない状態では、多種多様のシステム構成図が考えられるため、現段階では基本的機能を理解しているかどうかを確認する問題に限られるのではないかと思われる。


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