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例 2G 2019

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分離型真空式制動倍力装置

分離型真空式制動倍力装置に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

エア・バルブの気密が悪くなると、ブレーキが引きずりを起こす。

エア・バルブの気密が悪くなっても、ブレーキが引きずりを起こすことはない。

ハイドロリック・ピストンのチェック・バルブが密着不良になると、ピストンが戻らなくなる。

ブレーキ・ペダルを途中まで踏み込み制動状態が続く間は、倍力装置のエア・クリーナからエアが吸い込まれ続ければ、エア・バルブの作動は良好である。







解説


選択肢(2)が適切です。

分離型真空式制動倍力装置の構造を示します。
分離型真空式制動倍力装置

ブレーキ・ペダルの足 踏まない 踏む 放す
真空系統 エア・バルブ 開→閉
バキューム・バルブ
A室 負圧 大気 負圧
B室 負圧 負圧 負圧
圧力差 なし 発生 消滅
パワー・ピストンの状態 停止 移動→停止 戻る
油圧系統 チェック・バルブ
ハドロリック・シリンダの油圧 発生 消滅
ハドロリック・シリンダの状態 停止 移動→停止 戻る

ひきずりとは、ブレーキがかかった状態をいう。
真空式制動倍力装置では、エア・バルブに漏れがあるとブレーキを作用させていないときにもパワー・シリンダにエアが吸い込まれます。
しかし、ブレーキ・ペダルが踏まれていない状態では、バキューム・バルブが開いていますから、A、B室に圧力差は生じませんので

(2)「エア・バルブの気密が悪くなっても、ブレーキが引きずりを起こすことはない。」が正解になります。

一体型真空式制動倍力装置は、ブレーキ・ペダルとマスタ・シリンダとの間に一体となって取り付けられています。
 分離型真空式制動倍力装置は、マスタ・シリンダとホイール・シリンダの間に取り付けられています。

(1)エア・バルブは気密性が高いからこそ、高い圧力差が生じ制動力が得られます。
逆にエア・バルブの気密が悪くなると、ブレーキの効きが後れることがあります。

(3)ハイドロニック・ピストンのチェック・バルブはマスタ・シリンダとホイール・シリンダの油路を開閉・保持(逆流を止める)するものです。チェック・バルブが密着不良になると、ペダルがはねかえる現象を起こすことがあります。

(4)ブレーキ・ペダルを途中まで踏み込み制動状態が続くあいだに、倍力装置のエア・クリーナからエアが吸い込まれ続けていればダイヤフラムの破れなどが考えられます。


○×問題 2級ジーゼル
分離型真空式制動倍力装置では、ブレーキ・ペダルをあるところでまで踏み込んだ状態で止めているとき、倍力装置のエア・クリーナからエアが吸い込まれていれば、リレー・バルブの作動は良好と判断できる。

解説
分離型真空式制動倍力装置では、ブレーキ・ペダルをあるところでまで踏み込んだ状態で止めているとき、マスタ・シリンダの油圧を保持した形になり、大気が流入すると、その空気圧でダイヤフラムを左側に押し戻します。するとエア・バルブが閉じてそれ以上空気は入りません。題意のように、倍力装置のエア・クリーナからエアが吸い込まれていれば、リレー・バルブの作動は良好とはいえません
 
リレー・バルブは、リレー・バルブ・ピストン、バキューム・バルブ、、エア・バルブ、リレー・バルブ・リターン・スプリングの集合要素をいいます。






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