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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2020年03月 問題15

スパーク・プラグに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

高熱価型プラグは、低熱価型プラグと比較して、火炎にさらされる部分の表面積及びガス・ポケットの容積が大きい。

空燃比が大き過ぎる(薄過ぎる)場合は、着火ミスの発生はしないが、逆に小さ過ぎる(濃過ぎる)場合は、燃焼が円滑に行われないため、着火ミスが発生する。

着火ミスは、消炎作用が弱過ぎるとき又は、吸入混合気の流速が低過ぎる場合に起きやすい。

スパーク・プラグの中心電極を細くすると、飛火性が向上するとともに着火性も向上する。


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解説

選択肢(4)が適切です。

(4)スパーク・プラグの中心電極を細くすると、飛火性が向上するとともに着火性も向上する。

中心電極の太さは、一般論ですが、ノーマル1~1.1ミリ、プラチナ0.6ミリ、イリジウム0.4ミリ程度と思われます。

ノーマルは、ニッケル合金のため細くすると摩耗が著しく、金属技術の進歩により細さを可能にしました。

同じ電流でも、経路を細くすれば電気エネルギが集中し、飛火性、着火性が向上します。

選択肢(1)は不適切です。

高熱価型プラグは、低熱価型プラグと比較して、火炎にさらされる部分の表面積及びガス・ポケットの容積が大きい。

正しくは以下の通りです。

高熱価型プラグは、低熱価型プラグと比較して、火炎にさらされる部分の表面積及びガス・ポケットの容積が小さい

選択肢(2)も不適切です。

(2)空燃比が大き過ぎる(薄過ぎる)場合は、着火ミスの発生はしないが、逆に小さ過ぎる(濃過ぎる)場合は、燃焼が円滑に行われないため、着火ミスが発生する。

正しくは以下の通りです。

空燃比が大き過ぎ(薄過ぎる)ても、また、逆に小さ過ぎ(濃過ぎる)ても燃焼は円滑に行われず、着火ミスが発生する。

選択肢(3)も不適切です。

(3)着火ミスは、消炎作用が弱過ぎるとき又は、吸入混合気の流速が低過ぎる場合に起きやすい。

正しくは以下の通りです。

着火ミスは、消炎作用が強過ぎるとき又は、吸入混合気の流速が高過ぎる場合に起きやすい。

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