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2G 登録試験 2015年10月 問題12

スパーク・プラグに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

低熱価型プラグは、中心電極の温度が上昇しやすく、高熱価型プラグに比べて低回転でも自己清浄温度に達しやすい。

スパーク・プラグの中心電極を太くすると、消炎作用が小さくなり、火炎核が成長しやすくなるので、飛火性が向上すると共に着火性も向上する。

高熱価型プラグは、低熱価型プラグと比較して、火炎にさらされる部分の表面積及びガス・ポケットの容量が大きい。

混合気の空燃比が小さ過ぎる(濃い)場合は、着火ミスの発生はしないが、逆に大き過ぎる(薄い)場合は、燃焼が円滑に行われないため、着火ミスが発生する。







解説

選択肢(1)が適切です。

エンジン編・電気装置からの出題です。

(1)低熱価型プラグは、中心電極の温度が上昇しやすく、高熱価型プラグに比べて低回転でも自己清浄温度に達しやすい。

適切です。

低熱価型は焼け型ですから、冷え型より早く自己清浄温度(約450℃)に達します。

(2)スパーク・プラグの中心電極を太くすると、消炎作用が小さくなり、火炎核が成長しやすくなるので、飛火性が向上すると共に着火性も向上する。

不適切です。

正しくは以下の通りです。

スパーク・プラグの中心電極を細くすると、消炎作用が小さくなり、火炎核が成長しやすくなるので、飛火性が向上すると共に着火性も向上する。

(3)高熱価型プラグは、低熱価型プラグと比較して、火炎にさらされる部分の表面積及びガス・ポケットの容量が大きい。

不適切です。

正しくは以下の通りです。

熱価型プラグは、熱価型プラグと比較して、火炎にさらされる部分の表面積及びガス・ポケットの容量が大きい。

焼け型ですので、火炎にさらされる表面が広くなっています。

(4)混合気の空燃比が小さ過ぎる(濃い)場合は、着火ミスの発生はしないが、逆に大き過ぎる(薄い)場合は、燃焼が円滑に行われないため、着火ミスが発生する。

不適切です。

正しくは以下の通りです。

混合気の空燃比が小さ過ぎ(濃い)ても、、逆に大き過ぎ(薄い)ても、燃焼が円滑に行われないため、着火ミスが発生する。

何事にも過不足なく適切な状態であることが必要だということですね。

2G 登録試験 2012年10月 問題02

2G 登録試験 2012年10月 問題14

2G 登録試験 2011年03月 問題15

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