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2G 登録試験 2014年03月 問題04

エンジンから発生するノッキングの推定原因として、不適切なものは次のうちどれか。

燃焼室にカーボンがたい積している。
適正なオクタン価の燃料に対してオクタン価の低い燃料を使用している。
点火時期が進み過ぎている。
適正なスパーク・プラグに対して熱価の高いプラグを使用している。







解説

選択肢(4)が不適切です。

エンジン編・故障原因探求からの出題です。

ノッキングの推定原因

①オーバヒート

②燃焼室へのカーボンのたい積

③燃料のオクタン価の不適正(低い)

④点火時期の不良

⑤スパーク・プラグの熱価の不適正(低い)

選択肢(4) 適正なスパーク・プラグに対して熱価の高いプラグを使用している。

が不適切です。

スパーク・プラグの熱価が低いとノッキングが起きやすくなります。

スパーク・プラグの熱価(ヒート・レンジ)とは、スパーク・プラグが受ける熱を放熱する度合いをいいます。

ガソリン・エンジンのノッキングの原因には、プレイグニション(過早点火)デトネーション(異常燃焼)のニつあります。

プレイグニションとは,圧縮された混合気がスパーク・プラグの火花で点火される前に、それ以外の熱源によって自然に燃焼し始めることで、その熱源としては、赤熱されたスパーク・プラグの先端及びたい積カーボンの過熱部分などが考えられます。

デトネーンョンとは、点火後の燃焼過程において、燃焼室内の混合気が自然発火して,異常かつ急速な燃焼をすることで、これはガソリンのオクタン価や点火時期又は圧縮比などが適切でない場合に発生しやすい。

2G 登録試験 2012年10月 問題02

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